会長挨拶


齊藤 純会長のあとを受け、新会長として皆様のご承認をいただきました水谷光一です。微力ではございますが、全国の生活科・総合的な学習の時間の普及・発展のために尽力してまいりたいと思います。宜しくお願いいたします。

昨年、大成功を収めた青森大会の前理事の中村泰子先生の下で、大会を支えた新理事の山田彰利先生から、ご挨拶をいただきました。熱き大会が思い出されました。また、今年度全国(関東ブロックを兼ねた)大会最終案内をもとに神奈川県理事の赤松理先生、そして、榮英之先生、武山智子先生方から、授業公開校3校は全て横浜市の小学校だが、大会は「オール神奈川」であることを強調され、大会1日目の全体会閉会後にフェスタと命名された神奈川県及び横浜市の多様な実践をポスターセッション等で紹介する新しい取組にも挑戦されることをご提案されました。充実した大会になることを予感させました。さらに、来年度全国大会を開催する石川県の小澤雅人前理事に替わり、新理事長山岸郁生先生が石川県大会への向けての様子を石川の町の変化と共に語られました。そして、各ブロック大会の話をいただきました。また、今回の理事会では38年度全国大会開催県として、3回目となる宮城県と初めての滋賀県の2県が手を挙げていただき喜ばしいかぎりでした。結果として38年度が宮城県、39年度が滋賀県と決まりました。

その後、前文部科学省初等中等教育局視学官、國學院大学 教授 田村学先生に「新学習指導要領改訂について」と題してご講演をいただきました。田村先生からは、まず、移行措置期間中の総合的な学習の時間に関しての措置ことについて、移行措置案に対する意見公募手続の結果から、次の文をひいて話されました。「なお、総合的な学習の時間は、今回の改訂により、①各学校の教育目標を踏まえて学校としての目標・内容を定めること、②言語能力や情報活用能力など全ての教科の学習の基盤となる資質・能力を育成するものであることなど、改めてその重要性が示されました。今回の措置は、こうした総合的な学習の時間の重要性を見直すものではありません。移行期間中の小学校における総合的な学習の時間については、完全実施を見据え、中学校以後の教育における探究的な学習への円滑な接続・発展を図る観点から、探究的な学習の過程を一層重視し、質的充実を図ることが求められます。」と全国生活総合として自信をもって発信していくこと、予断は許さず、各地域で確実に総合的な学習の時間の大事さを伝えていく必要があることを示されました。
続いて小学校指導要領告示文の総則・生活・総合的な学習の時間を基に、お話をいただきました。まず、総則では、改めて総則が総合的な学習・生活科とシンクロされているかということを示していただき、次に生活科に関して「教科目標の趣旨」から、「見方・考え方」「資質・能力の3本柱としての目標の趣旨」、「各学年の目標及び内容,構造、内容、仕組みについて生活科の3つの視点と内容項目の関係」についてお話しいただきました。総合に関しては、「見方・考え方と資質・能力」、「各学校において定める目標及び内容の取扱い」から「探究課題と学習対象」「資質・能力の3本柱と概念、学習方法、自分自身・他者や社会」についてご説明がありました。出席された理事の誰もが、これまで研究を重ねてきた生活科・総合的な学習の時間が、新学習指導要領の核となることの自覚、そして、新学指導要領の生活科・総合的な学習の時間の構成について理解が深まったのではないでしょうか。大変有意義な時間を過ごすことができました。

全国において、今秋、北海道ブロックのオホーツク大会(10月6日)、東北ブロックの山形大会(11月10日)、近畿ブロックの大阪大会(11月10日)、中国ブロックの鳥取大会(12月1日)、四国ブロックの徳島大会(11月17日)、九州ブロックの鹿児島大会(2月8日)を開催する予定です。是非、多くの皆様に大会に参加していただき、次期学習指導要領を見据えた取り組みを、研究成果を持ち帰り、それぞれの地区で積極的に発信し、生活・総合が各地で益々発展するように寄与していただきたいと思います。

墨田区立緑小学校 校長 水谷 光一

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