会長挨拶


「思いを共有し、生活科・総合的な学習の本質を日本全体に広げよう」

 平成30年度第1回全国理事会が、7月6日(金)にホテル東京ガーデンパレス(東京都文京区)において開催されました。平成29年度の主な事業、決算をご承認いただき、併せて、30年度の事業案、予算案、役員案の承認とともに、全国大会及び各ブロックでの研究大会開催の情報等が提供されました。この理事会で昨年に引き続き、私が会長に承認されました。微力ではございますが、全国の生活科・総合的な学習の時間の普及・発展のために尽力してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
 神奈川県の武山理事、赤松理事からは、昨年、大成功を収めた神奈川県大会の開催報告と、研究の盛り上がりを今後につなげたいとご挨拶がありました。そして、石川県の山岸理事が、今年度の全国大会の着実な準備が行われている石川県の様子とともに、多くの方に是非おいでいただきたいとお話されました。さらに、兵庫県の酒井理事、新道理事らが大雨の中、駆けつけ、神戸・明石・淡路を会場とする来年度の兵庫県の全国大会のお話をされました。
 また、今回の理事会では全国大会開催県候補として、初めての大分県から手が挙がりました。さらに、研究を継続するためにと神奈川県、東京都からも手が挙がりました。結果として37回大会が大分県、38回大会が神奈川県、41回大会が東京と決まりました。理事会終了後にも、今後、立候補したいというお話を他県からもお聞きしました。悪天候にも関わらず、各地域からお集まりいただき、理事会が開かれたことは、生活総合が広がり深まり、つながっていることを感じ、研究の意欲が盛り上がってきていると感じます。全生活総合の思いは一つ、「一人一人子ども達、主体の学びを大事にして、子ども達を未来に向けて育てたい」ではないでしょうか。
 理事会後、文部科学省初等中等教育局視学官 渋谷一典先生に「生活科・総合的な学習の時間移行期間における取組への期待」と題してご講演をいただきました。大事なことは、平成32年度からの実施を見据え、中学校以降の教育における探究的な学習の円滑な接続・発展を図る観点から、探究的な学習の過程を一層重視し、質的な充実を図ることが求められていること。そして、全国に良い実践が生まれてきていることをお話しいただき、私達にエールをいただきました。
 さて、昨年は新学習指導要領が告示され、それぞれの教科領域の解説がでて、各地域で動きのあったことでしょう。今やどの教科、領域等でも新学習指導要領の理念に向け、研究主題として取り上げています。そのような教育界の動きの中で、今回の改正の理念の大本となっている生活・総合的な学習の時間のこの協議会が、子どもが本気で課題に取り組んでいる姿を見せ、「主体的・対話的の学び」の範を示さなくてはならないのではないでしょうか。
 全国において、北海道ブロックの北海道大会(6月16日・17日)が盛会のうちに終わり、全国大会の石川大会は11月8日、9日です。是非、多くの皆様に各大会に参加していただきたいと思います。全国大会のテーマは「つなぐ つなげる つながる」がキーワードになっています。一つ一つの実践をつなぎ、理論ともしっかり結びつけること。そして私たちもつながり研究を深める、ということだと思います。中国ブロックの広島大会(10月31日)、東北ブロックの秋田大会(11月2日)、九州ブロックの大分大会(11月16日)、近畿ブロックの奈良大会(11月22日)、関東ブロックの東京大会(11月30日)とぞくぞくと開催される予定です。各都道府県の研究会、ブロックの研究協議会がさらに発展し、生活科・総合的な学習の本質が日本全体に広がることを願っています。是非、石川大会でお会いしましょう!

墨田区立緑小学校 校長 水谷 光一

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